先日、新品や古着問わず裾上げしていないパンツ(ズボン)を物置より大量に発掘。
この発掘されたパンツ全部を裾上げしないにしても、自宅周辺のリフォーム店で裾上げしてもらうと1本500円が最安、 インターネットだと送料が掛かりますが1本300円なんてお店もちらほら、でも将来的にみてミシンを買うのが最安で、 何より自分的にメカニズムを垣間見れるチャンスとばかりに、ネットで少し情報を収集していたら男のミシンさんを発見! 非常に充実した男心をくすぐる内容、結局は影響されオークションで自分用のジャンクミシンを購入! 出品説明に針上下しますがその他未チェックのジャンク品という事でした。
機械には少しだけ自信?があるので大丈夫とは言いつつも、ミシンの構造や機構を知らない自分にとっては未知の領域。
そうこうしている間にJANOME MEMORIA 5002がデリバリーされてきました。
ミシンに対する愛情すら感じる男のミシンさんに習って、電源を投入する前に各可動部を動かしてみたが変にグリスなど固着している部分もなさそうだったので、ここで初めて電源をON、ペダルを準備しゆっくり動かしてみます、ん…縫えそう?ちゃんと動作しているような、しかし完全動作する個体を知らない自分には判断が難しい、とりあえず糸をセットし縫ってみましたが縫い目がダメダメ。
念のため基盤も取り出してハンダクラックやコンデンサーが噴いていないかチェック
そしてこれが縫い目。
本体は非常に綺麗であまり酷使されていない事が分かります。ボディーはアルミダイカスト製で重いんですが剛性感がたまりません。
説明書がない位で付属品もすべて揃っていました。
(説明書はジャノメのホームページよりメールで問い合わせをすれば入手可能です)保護シールもそのまんま貼ってあります。
ミシンに対する愛情すら感じる男のミシンさんに習って、電源を投入する前に各可動部を動かしてみたが変にグリスなど固着している部分もなさそうだったので、ここで初めて電源をON、ペダルを準備しゆっくり動かしてみます、ん…縫えそう?ちゃんと動作しているような、しかし完全動作する個体を知らない自分には判断が難しい、とりあえず糸をセットし縫ってみましたが縫い目がダメダメ。
ここでいったん電源を落とし、ふたたび電源を投入直後に針が右→に動いてそのままステイ、素人目にみてもこのままは縫えないと判ります、とりあえず分解して洗浄した後グリスアップまあ機械イジリの基本ですね。
念のため基盤も取り出してハンダクラックやコンデンサーが噴いていないかチェック
なんか記憶にある風景と言いますか、記憶にあるコンデンサー?もしやと思いましたがやっぱりそうですよね、80's Hi-Fi オーディオによく使用されていた日本ケミコンのNEGATIVE BLACKじゃないですか〜!こんなところで再会するとは思ってもみませんでした。
かつてこのコンデンサーを使用した高級アンプなどたくさんありましたが、私の所有した中で一番鮮烈に記憶に残るCDプレーヤーXR-Z90を思い出しました、何せこのNIPPON CHEMI-CON NEGATIVE BLACK と Aurex SY-Λ88 等で伝説となった TAITSU Λコンデンサーが使用されたCDプレーヤーですからね、音質は音の情報量が多くかなりの濃密サウンド。
私のXR-Z90はピックアップが弱りメーカー補修部品もなかった事から、新しいのオーナーさんに引き取られて行きました。
すいません話しが脱線しました…
写真の赤丸部分に前所有者が付けたと思われる微細なキズ
針が右→へ移動したまま縫ってしまったのでしょうか?ちょうどそのぐらいの位置
分解しては分析・洗浄・注油を繰り返しみたのですがなかなか完治せず、ミシン修理店行きが濃厚と思い始め、3〜4回ほど分解したでしょうか『これで最後、今回で治癒しなければドック入りだな』と最後のメンテナンス、なんか可動部分が滑らか?
もしやと思いグリスアップが終わっておもむろに電源投入、いったん針は右→にいきますが、すぐに直線縫いの正規の位置に戻りますのでこれが正常な動作みたいです。
動作の具合をムービーでYouTubeにアップしておきますね。
どこか忘れましたがミシン修理専門店のWebページでステッピングモーターの初期起動チェック不良修理というのがありましたので、これに該当するのかもしれません。どうやら分解注油を繰り返しているうちに高精度に組まれた部品の隅々までグリスやオイルが行き渡りちゃんと動作し始めたと解釈、いかに外観がきれいでも普段使われていなかった機械は油を回してやらないとダメって事ですね。こんなときマニアやプロがメンテナンスした完全動作する個体があれば電子基盤を除き、 だいぶ楽に動作不良箇所を見つけ出しやすいんでしょうし、 ミシンマニアの方々が同じ機種を何台も収集しておく意味が分かります、 なんかヴィンテージモーターサイクルみたいで実に楽しそうです。
そしてこれが縫い目。
BENDAVIS(ベンデイビス)のチノパンを裾上げしてみました、男のミシンさんでメモリア5002の縫い目を『エクセレントな 縫い目』と表現されていますが、まさにエクセレントです。
写真を撮っていて思いましたが、なんかすごく雰囲気いいですよね↑電球色の為せるワザですかね。
これからこのミシン大事に使って行こうと思います。
これからこのミシン大事に使って行こうと思います。
the video for machine janome 5002 not wark i need this video please
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